宮城県気仙沼市では、これまで10年以上にわたり商工会議所 青年部が中心となって、インドネシア・バリ島の音楽ガムランや舞踊を、街の活性化事業の一環として取り入れてきました。
しかし2011年3月11日。東日本大震災により発生した津波により、気仙沼の街も人も大きな被害を受けられました。それまで集めた衣装やおまつりのオブジェなども流されました。ガムランの楽器も潮水につかってしまい、青銅の部分は錆び、木の部分は腐り、音程はくるってしまいました。紛失してしまった楽器もありました。
震災から3年が過ぎ被災地は少しずつ前に進もうとがんばっています。3年が経っても更地のままの土地がほとんどで、復興にはまだ時間がかかりますが、それでも未来に向かって一歩一歩、気仙沼のみなさんは歩まれています。
私たちガムラングループ“スカル・ジュプン”は、日本でバリの芸能に携わる者として、私たちにできることで気仙沼のみなさんを応援したいと考え、ガムランやバリ舞踊の仲間たちの協力を得て「気仙沼ガムラン応援プロジェクト」を立ち上げました。
まずは、ガムランの楽器を用意することが第一目標です。
詳しくは、気仙沼ガムラン応援プロジェクトをご覧ください。